Archive for the ‘シロアリ駆除薬の安全性と注意点’ Category

白蟻駆除薬を使うにあたり、心配なのは安全性ではないでしょうか。
ほとんどのシロアリ駆除薬には、高い安全性がうたわれています。
しかし安全性は高いといっても、決してそれは「絶対安全」というわけではないのです。

今では、「天然物」や「天然成分」を使っているから安心だという商品も多数あります。
確かに化学的に作られたものよりも、天然由来の成分の方に安心感を感じます。
でもそれは、ただのイメージにすぎないともいえます。
フグやトリカブトなど、毒性を持ったものは自然の中にもいるのですから、
天然由来成分の中にも、有害なものがあることも間違いありません。
その一方で、安全性が確認されているものもたくさんあります。

現在販売されている駆除剤に化学物質が含まれている場合も、
ほとんどのものが安全性は確認済みとなっています。
つまり、天然成分だから100%安全だということにはならなければ、
化学合成物の全てが毒だともいえないといえるでしょう。

では、シロアリ駆除薬を使うにはどのような点に注意すれば良いのか?
シロアリ駆除薬の安全性は、正しい量と正しい使い方を守ることで確保できるものだといえます。

駆除薬を使用する際は、駆除薬が体についたり目に入ったりするのを防ぐため、
手袋やマスク、メガネなどを装着しましょう。
万が一目や口に入った場合は、すぐによく洗い流すかうがいをするなどしてください。
その後に違和感や不調を感じるようなら、病院を受診することをおすすめします。

量や使い方は、薬剤によっても異なります。
薬剤を使用する際は説明書や注意書きをよく読み、くれぐれも誤った使い方をしないように気をつけてください。

また毒性があるかどうかは別として、薬剤の中には強い匂いを発するものもあります。
強い匂いにより、頭痛や吐き気などの体調不良を起こしてしまうことも考えられます。
あらかじめ匂いの有無や程度を確認し、使用する際には十分な換気を行うようにしましょう。

以前のシロアリ駆除剤には、「クロルピリホス」という化学物質が含まれていたようです。
この化学物質が持つ毒性は「ホルムアルデヒド」より強いとされ、シックハウス症候群の原因にもなるものです。

最近のシロアリ駆除剤のほとんどは、人間の健康を害さないものや
厚生労働省によって定められた13物質を含まないものとなっています。
しかし駆除剤を購入する際には、念のためにも化学物質表示を確認してください。
またシロアリ駆除が施された中古物件に入居する場合にも、
どんな駆除剤を使って施行方法をしたのか確かめることをおすすめします。