シロアリ駆除方法の一つである薬剤処理工法は「バリア工法」と呼ばれています。
この方法は名前の通り、土壌あるいは木部に薬剤を散布・注入するというものです。
専門業者で通常用いられる薬剤は、日本しろあり対策協会の認定を受けたものとなっています。
<バリア工法の施工方法>
■外回り
玄関のたて枠や庭先の杭、壁面などにドリルで穴が開けられ穿孔され、薬剤が注入されます。
■床下
床下収納庫や床下点検庫から床下に入り、薬剤の散布作業を行います。
どちらもない場合は、新たに床下点検口を作らなくてはならない可能性があります。
その際の費用は、自己負担となることもあります。
床下に仕切りなどがある場合は、人が通れるだけの穴が開けられます。
その際床下強度への支障が心配ですが、最大限に配慮してくれるようです。
また、浴室がユニットバス以外なら真下にもぐることができません。
そのため、土台にドリルで穿孔し、薬剤が注入されることになるようです。
また玄関などの床下がない場所は、土間に穿孔されて薬剤が注入されるようです。
いずれの場合も、薬剤を注入した穴は処理後にキレイにふさがれるのが一般的です。
<バリア工法のメリット>
・施行後、シロアリの巣が消滅するまでに時間がかからない。
・薬剤が効いている間は、再びシロアリに侵入される心配が少ない。
・保証がある。
<バリア工法のデメリット>
・家に穴を開けなければならない場合がある。
・白蟻駆除後、薬品臭が気になる場合がある。
・薬剤が目や口に入るなどした場合、健康に悪影響が及ぶ可能性がある。
・浸水や建て替えをしたとき、薬剤が流れ出て環境を汚染する可能性がある。
※体や環境への悪影響を及ぼす可能性がゼロとはいえないものの、
今では安全性が高いとされる「ハチクサン」が用いられる場合が多いようです。
この薬剤は蒸気圧が低いため、散布した部分から蒸散することはほとんどないと言われています。
この他の薬剤が散布される場合も、通常はいずれも日本しろあり対策協会の認定を受けたものが
用いられることとなっています。