シロアリ被害は早いうちに見つけること、そして早めの対処が肝心となります。
業者に依頼すれば調査はしてもらえますが、
自分でもシロアリが発生しているか調べることができます。
そこで、シロアリ被害の見つけ方をご紹介します。
次に挙げる項目をチェックしてみてください。
●羽アリが発生した。
発生した羽アリの多ければ、それだけ大きな被害が及んでいる可能性があります。
また、羽アリが発生した時期が春ごろなら、さらに危険性が高いとされています。
このとき、できれば数頭の羽アリをつかまえておけば、
駆除を依頼したときに種類を特定しやすくなります。
しかし、発生したのがクロアリの羽アリなら、被害を受ける心配はないとされています。
シロアリの羽アリは、4枚の羽の長さと形がほとんど同じで、
胴体にくびれはありません。
また、触覚は数球状をしています。
クロアリの羽アリなら、触覚は「く」の字状、羽は後翅の方が大きく、
胴体は細くくびれています。
●ドアやふすまなどがスムーズに開かなくなった。
●床がブカブカする。
シロアリ被害が拡大すると、建物の柱が下がる、床がゆがむなどの現象がおきます。
それにより、建具などの立てつけが悪くなってしまうのです。
●基礎や土台にアリの通路(蟻道・ぎどう)がある。
これも羽アリの発生と同様、春ごろに見つけた場合は
被害の規模が大きいと考えられます。
●木部(床や板柱など)を叩いてみると、ポコポコという空洞音がする。
●簡単にドライバーでほじれてしまう。
シロアリは木部の中の柔らかい部分を好んで食べ、堅い部分は嫌って食べません。
シロアリ被害が木材の中心に及ぶと、空洞になって叩くと
ポコポコというような特徴的な音がするようになります。
●土が木材の割れ目につまっている(蟻土・ぎど)。
シロアリは風や光を嫌がります。
そのため、木材の割れ目や隙間に土を埋め込み、それらを遮断するのです。
また、シロアリの種類によっても被害に特徴があります。
■ヤマトシロアリ・数十万匹規模もの巣を木材中に作る。
・湿気が多い場所を好む。
・最初は床下、次に水を運びつつ乾燥した上部に被害を及ぼす。
■イエシロアリ・土の中や建物に塊状の大きな巣を作る。
・被害が進行するのが早く、また被害も大きい。
・乾燥した木材でも自ら潤しながら被害を与える。
・被害は建物全体に広がる。
■アメリカカンザイシロアリ
・数百匹の小さな集団で乾燥した木材の中に住む。
・乾いた木材に被害を与え、建物全体だけじゃなく、家具などにも及ぶ。
・被害の進行は遅い。
万が一このような状況に当てはまった場合、
すぐに専門業者に依頼するなどし、適切な対処をとってください。
特にイエシロアリの場合は被害があっという間に広がってしまうので、
注意が必要です。