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多くの方がシロアリ被害を心配したり、実際に被害に遭って悩まされたりしています。
大切な住まいに大きなダメージを与えるシロアリ。その対策に役立つ疑問と答えを調べました。
これからシロアリ対策をとろうとする方や、
今現在被害に見舞われている方などのお役に立てれば嬉しいです。

 

Q1.) 鉄骨・鉄筋造の建物ならシロアリは発生しない?

A) 「いくらシロアリでも、コンクリートには歯が立たない」
「鉄筋に穴を開けられるほどの力がシロアリにあるわけがない」そう言う人がたくさんいます。

「それなら我が家は木造じゃないから大丈夫!」
「シロアリ被害を避けるために新築を立てるなら鉄筋にしよう」
そう落ち着きたくなりますね。

ところが専門家によると、そうでもないようなんです。
確かに鉄骨や鉄筋の場合、木造よりはシロアリの被害が拡大しにくいとはいえるようです。
シロアリの食害が、建物の強度までも脅かすことはないだろうとされています。
しかし100%安心かというと、そうとも限らないと専門家の方々は言っています。

床下のシロアリは、近くに木材があれば何でも噛んでしまうといいます。
衣類、プラスチック、コンセントなどなど…その種類は問わないようです。
鉄筋コンクリートの建物でも、木材を一切使用しないわけではありません。
窓枠、床材、家具など、木材を使っている場所がたくさんあります。
そのことを考えると、木造でなくてもシロアリが発生する可能性があるといえるようです。

 

Q2.) 業者にシロアリ予防や駆除を依頼したときの料金相場は?

A) 中には総額100万円以上を支払ったという方が少なくないというのが現状です。
数百万単位のお金が必要となると、業者に依頼するのも簡単ではありませんね。
果たして、100万円以上というのは妥当な金額なのでしょうか?

まず、そんなに費用がかかることはないという声が大多数を占めます。
実際の金額は発生したシロアリの種類・坪数・用いる方法や薬剤など、
状況によって大きく異なるので、一概にはいえません。

目安としては、薬剤を散布して駆除する方法の場合、
関東圏では1坪当たり6,000円~9,000円が相場となっており、
3LDKの一軒家なら必要な費用は10万円前後になると考えられるようです。

ちなみに、作業は1時間程度で完了することが多いようです。
もちろん最初に床下にもぐって状況を確認されることになるのですが、
床下も見ずにシロアリがいるという業者は危険といえます。

また料金や施工に関する説明が曖昧だったり、
こちらの質問をはぐからしたりするような業者も、疑った方が良さそうです。

シロアリに関してはいろんな情報が飛び交っています。
その中で何が正しいのかわからない場合は、
信頼できる業者に実際に問い合わせてみることをおすすめします。

シロアリ予防や駆除に対する疑問、それを解決する手助けになると思われる答えを調べました。
シロアリでお困りの方、被害を事前に防ぎたい方、
シロアリ発生を疑ってる方などの参考になれば幸いです。

 

Q1) シロアリ駆除に効果的な薬剤は?

A) 市販の薬剤を使用すれば、シロアリを見かけることがなくなる可能性はあります。
しかし、姿を見なくなったからといって、
必ずしも駆除できたとは限らないのだということを覚えておかなければなりません。
使用した薬剤によって危険を察知したシロアリがそこに現れなくなっただけで、
隠れたところで被害が拡大しているケースも珍しくないのです。

素人の力だけでシロアリを完全に駆除することは、難しいという声が多くあります。
手間や費用などのことを考えて業者に依頼するのをためらう方も多いようですが、
やはり被害を最小限に食い止めるためにも、プロに任せた方が良いといえるでしょう。

それでも自分で駆除を試みたいという場合は、
「シロアリが嫌わない性質であること」(薬をシロアリに触れさせなければならないので、寄り付かないようでは意味がない。)
「効果の現われが遅いもの」(薬剤を巣まで運ばせるため)
「伝わって広まっていくもの」(多くのシロアリに効果を及ばせるため)をポイントに薬剤を選ぶといいようです。

 

Q2) 家の庭を一面芝生にしたら、シロアリの被害に遭いやすくなる?

A) 芝生にしたからといって、シロアリが発生しやすくなるとはいえないようです。
どちらかというと、芝生を好むのはシロアリよりも黒アリだといわれています。
シロアリの被害に遭うことが心配なら、
シロアリの餌場となりそうな木材を庭に残さないことが予防の一つになるようです。
また家の近辺でシロアリが発生しているようなら、こちらまで被害が及ぶ危険性があります。
そのため、そこの駆除を徹底的に行う必要があるでしょう。

多くの方があらゆる方法でシロアリの発生を予防したり駆除を試みたりしているようです。
しかし、確実な方法は業者に依頼することだという声が多数あります。
早いうちに信頼できる業者を見つけ、相談するといいかもしれません。

 

皆さん、自分でもいろんな方法でシロアリ対策をとっているようです。
自分でできるシロアリ対策には、どのような方法があるのか調べてみました。
シロアリ対策を検討している方の参考になれば幸いです。
■5年ごとに薬を散布する。

駆除剤の効果が持続するのは、5年が目安とされています。
シロアリ駆除業者の多くが保証期間を5年としているのも、
そのためだと考えられます。それなので、5年を目処に再度薬を散布する方が多いようですね。

■家の周囲に古木を置かない。

古木は、シロアリの巣にされてしまう可能性があります。
シロアリの巣になりうるものは、少しでも避けた方が無難だといえます。

■輸入家具の購入には注意を払う。

最近増えつつあるアメリカカンザイシロアリは、
輸入家具と共に日本に上陸すると言われています。
アメリカカンザイシロアリがついた輸入家具を購入し、
そのまま家の中に入れてしまうのが危険であることは言うまでもありません。
輸入家具の購入時には、シロアリの気配がないかよくチェックしましょう。

■家の周りに木酢液を撒く。

この方法は、シロアリ対策に効果的とは言えなさそうです。
なぜかというと、「木酢液をシロアリが忌避することはなく、被害防止にもつながらなかった」
という実験結果が報告されてるようなのです。
木酢液を入れたシャーレ(フタつきの小さなガラス皿。別名:ペトリ皿)にシロアリを閉じこめたところ、
確かにそのシロアリは死滅したようです。
しかし、常時シロアリがそのような環境にあるわけではありませんね。
シロアリが木酢液が撒かれた場所を避けて蟻道を作ることもすれば、
木酢液が浸みた柱でもかじるようです。
木酢液には殺菌作用があるので、害虫駆除には効果的かもしれません。
しかし、シロアリを駆除するのは難しいといえるでしょう。

他にも、
「夜になるとシロアリが集まりやすい街灯の下に、洗面器を置いておく。」
「家の基礎が45cmより上だとシロアリが発生しにくいと聞き、60cm以上に上げた。」などという方もいました。

またシロアリ対策として、床下に換気扇を設置するケースも多いようです。
どこにいくつの換気扇を設置すれば良いのかは、床下の状況によって違います。
そのため換気扇は素人判断で設置せず、最大限の効果を得るためにも専門業者に相談することが勧められています。
ちなみに、床下に換気扇を設置すると毎月電気代がかかることも忘れずに…。

このように、自分でできるシロアリ対策にもいろんな方法があります。
しかし本格的に対策するには、やはり業者に依頼した方が良いという声が多くありました。
一見駆除できたようでもそれは目に見える部分だけであったり、
知らず知らずのうちに逆に被害を広げてしまったということもあるようです。

 

白蟻駆除の料金は決して安いものではありません。
でも大切な住まいを守るためなら、
業者が設定するシロアリ駆除の価格も高いものではないと思う方もいるでしょう。

実は「雑損控除」という制度により、シロアリ駆除にかかった費用は戻ってくるんです。
この制度は災害・盗難・横領によって資産に損害をこうむった場合、
一定の金額の所得が控除されるというものです。
対象となる損害の原因には「害虫などの生物による異常な災害」があり、
シロアリに家などの資産を害された場合も含まれています。
そのため、シロアリ駆除とシロアリに害された資産の修繕に要した費用は、
所得額からある一定以上の額が差し引けるのです。

ただし対象となるのはシロアリ駆除と修繕に要した費用のみとされています。
シロアリ駆除ではなく、予防のためにかかった費用は雑損控除の対象とはなりません。
駆除なのか予防なのかハッキリしない場合も、所得の控除は受けられません。
駆除と予防を同時に行った場合は、駆除に要した費用だけを雑損控除として申告することが可能です。

また雑損控除の対象となるのは、損害を受けた資産の所有者が納税者あるいは、
納税者と生計を共にする配偶者やその他の親族であり、
その年の総所得金額などが38万円以下の者とされています。

なお雑損控除の対象は、生活に必要なもの(住宅・衣類・家具など)とされています。
事業用の資産及び別荘、書画、骨董品、貴金属などで1個あるいは
1組の値段が30万円以上などのものは対象となっていません。

差引損失額は、以下のように計算されます。

・差引損失額=損害金額+災害に関する支出の金額ー保険金などによる補てん
※「損害金額」資産の購入額ではなく、損害を受けた時の直前における時価を基に計算されたもの。
(シロアリ駆除の場合は、駆除費用と修繕費用の合計額が損失額となります。)
※「災害に関する支出の金額」実際の損害金額ではなく、
災害により滅失した住宅や家財などを処分したり除去したりするために支出したもの。
※「保険金などにより補てんされる金額」災害などに対して受け取った保険金や損害賠償金など。

申告する際には、雑損控除に関する事項を確定申告書に記載します。
同時に、シロアリ駆除費用や修繕費用の領収書を添付あるいは提示する必要があります。

給与所得のある場合は、これ以外に申告書に給与所得の源泉徴収票(原本)を添付するようになっています。
また実際にどのくらい減額されるかは、所得税率や住民税率によって異なります。
詳細は、市町村役場などでお尋ねください。

業者にシロアリ駆除を依頼する際、気がかりなのが費用だと思います。
シロアリ駆除の料金設定は業者によって異なりますが、相場はどのくらいなのでしょうか?

シロアリ駆除業者の工法には、二つの種類があります。
どちらの工法を選ぶかによって、料金の計算方法が異なります。

一つが「バリア工法」と呼ばれるものです。
バリア工法では、必要な量のシロアリ駆除剤が散布されることになります。
バリア工法の料金は一般的に、1階の建坪(面積)に対し坪当たりあるいは、
㎡当りの単価で設定されているようです。

社団法人日本しろあり対策協会の調査によると、
関東では1坪当たり約6,000円~9,000円が相場となっています。
それを元にすると、3LDKの一軒家では10万円前後の費用が必要だと考えられるでしょう。
また木造住宅か鉄筋コンクリート造であるかにもより、料金が異なる場合もあります。

バリア工法の他、最近では「ベイト工法」という方法が用いられることもあります。
ベイト工法では、薬剤を散布せずに駆除することになります。
ベイト工法の料金はバリア工法とは違い、坪単価ではなく被害箇所の数・建物の外周で計算されることとなります。
まず、被害箇所1か所当たりの料金は約15,000円となっています。
そして施工にかかる料金は建物の外周で計算され、
その相場は初回が1メートル当たり約4,000円~6,000円ほど、
2年目以降が1か月につき1メートル当たり約100円~200円となっています。

コンクリートの場合は、これとは別に穴あけ費用が必要なこともあります。
シロアリ駆除の価格は、保険の有無やオプションサービス・地域によっても異なります。
また、被害状況などによって、料金が変動することもあります。
ベイト工法の場合、管理期間中に被害が生じた際に別途料金が発生するのかどうかも、
あらかじめよくご確認ください。

 

<シロアリ駆除費用 まとめ>

■バリア工法
・1坪当たり …… 約6,000円~9,000円

■ベイト工法
・被害箇所1か所につき …… 約15,000円
・建物の外周1メートル当たり・初回 …… 約4,000円~6,000円
・建物の外周1メートル当たり・2年目以降 …… 1ヶ月につき約100円~200円

※2年以降の料金は、月単位ではなく年単位で設定されている場合もあります。

数あるシロアリ駆除業者の中には、悪質な業者もいます。
その手口に引っかかってしまうことのないよう、悪質業者の中で多いケースをご紹介します。

<悪質業者の特徴>

■頼んでもいないのに訪れてきた。

突然訪問してきたからといって、必ずしも悪質業者だとは限りません。
しかし、その可能性は高いと考えていいでしょう。
ひどいケースでは、あらかじめ用意しておいたシロアリを出し、
あたかもその家から発生したかのように見せる業者もあるといいます。

■とにかくしつこい。

悪質業者を一度家に入れてしまうと、契約を結ぶまで帰ろうとしません。
どんなに断っても検討すると言っても、一切聞き入れません。
中には「このままだと家が倒れる」などといって、脅しともとれる内容のことを言ってくる業者もあります。
脅迫紛いのことをされた場合は、その場で警察に通報することも考えましょう。

■すぐに契約や施工をしたがる。

契約を急ぎ、契約をとれたら今度は今すぐに施工をしたがります。
時間をおいては、誰かに相談されたり契約を白紙にされたりしかねないからです。

■料金が高すぎる、あるいは安すぎる。

「社団法人日本しろあり対策協会」の一員であれば、
料金は協会が定める適正価格を元に算出されます。
料金は地域によって異なりますが、1坪当たり6,000円~9,000円が相場となっています。
これを大きく上回る場合はもちろん、下回る場合は悪質業者だと考えられます。
また見積書や契約書には「工事一式」など大雑把にしか書かれておらず、
詳細な内訳が記載されていない場合も注意が必要です。
なお、こちらの顔色を伺いながら、料金を上げたり下げたりする場合もあるようです。

■いきなり大きく値下げをする。

向こうが値下げ交渉に簡単に応じたからといって、喜んでいてはいけません。
その場合、最初から高く見積もっていると考えられます。
たとえば、妥当な値段が20,000円だとします。
最初は20万もの値段を提示します。
こちらがもっと安くならないかと聞くと、
「今だけ…」とか「すぐに施工するなら…」などと甘い言葉を添えつつ、
値段を徐々に下げていきます。
半額の10万円まで下がればこちらはかなり得した気分になりますが、
妥当な値段を考えると実際は大きく損をしているということになりますね。

■工事・施工に関する説明が十分じゃない。

場合によっては、薬剤を注入するための穴を家に開ける必要があります。
処理後には塞がれるとはいえ大切な住まいに傷をつけるのですから、
そういったことに関する説明がされるかどうかもポイントです。
また、悪質業者の場合はクーリングオフに関する説明もされないことでしょう。
このようなことにあてはまる業者には、くれぐれも注意してください。
少しでも怪しいと感じる点があるようなら、契約は見送った方が無難といえます。

シロアリの駆除を行う業者は数多くあり、料金設定や施工方法などはそれぞれで違います。
少しでも早く駆除に取り掛かりたい気持ちもあるかもしれませんが、
一社だけを見て決めてしまうと失敗しかねません。
シロアリ駆除を依頼するときには、複数の業者から見積もりをとることをおすすめします。

そこで、シロアリ業者を比較するときのチェックポイントを見てみましょう。

■「社団法人日本しろあり対策協会」の会員であること

まず最初に、社団法人日本しろあり対策協会の一員であるかどうかを確認してください。
この協会は国土交通省に認可された非営利団体で、
厳しい条件をクリアした業者のみが登録できます。
信頼できる業者であるかどうかは、しろあり対策協会の会員であることが前提ともいえるでしょう。

■料金設定

料金の金額はシロアリの種類・被害の有無・用いる薬剤・建物の構造など、
あらゆる要素で大きく左右します。
安いか高いかは金額の数字だけを見て決めるのではなく、
その内容もきちんと把握することが大切です。

■使用される薬剤

業者だけではなくシロアリ駆除に用いる薬剤も、
しろあり対策協会が認可するものでなくてはなりません。
薬剤には土壌処理剤や予防駆除剤など、あらゆる種類のものがあります。
それぞれの主成分や働き、人体や環境への影響など、
薬剤に関する知識をもっておくといいでしょう。

■施工内容

業者が行う施行方法には、主に二つの種類があります。
一つは「バリア工法」といい、以前より用いられている方法です。
バリア工法では薬剤を散布し、シロアリを駆除することになります。
少しでも早くシロアリを駆除したい方には、バリア工法がいいでしょう。
もう一つが比較的新しい方法とされる「ベイト工法」です。
この方法は薬剤をまかずにシロアリの習性を利用し、巣ごと断絶することを目的にしたものです。
シロアリの駆除が完了するまでに時間はかかりますが、
薬剤による体への悪影響や環境汚染などの心配が極めて低いとされています。
どちらも行っている業者もあれば、片方だけの場合もあります。
行っている施工方法もチェックしておきましょう。

■サービスについて

被害状況によって、業者からオプションサービスの利用を勧められることもあると思います。
その際は提案されたサービスが本当に必要なものであるかどうか、
見極めることが重要です。
他の業者からは同じ提案がないようなら、サービス内容について相談してみるといいと思います。

このようにあらゆる方面から複数の業者を比較し、自分にとって最適なシロアリ駆除を行ってください。

 

業者にシロアリ予防や駆除を依頼する前に、
頭においておいてもらいたいことが数点あります。

シロアリ駆除業者を選ぶときの参考にしてください。

 

■シロアリについて問い合わせたとき

業者にシロアリに関する問い合わせをすると、ほとんどの場合は現場を見せてほしいと言われます。
実際に現場を見ないことには、何も決められないことは確かです。
でも、あくまでも問い合わせただけなら、ちょっと相談しただけだということをきちんと伝えてください。
それでもしつこく現場を見たがったり、脅しのようなことを言ってきたりするようなら、
迷わず受話器をおく方が賢明といえます。

■調査を依頼したとき

業者に調査を依頼すると、何らかの施工をするように言われると考えておきましょう。
被害があれば駆除を勧められるのはもちろんのこと、
現段階では異常無しでも今後に備えて予防した方がいいと言われると思います。
その際もすぐに契約を結んでしまわず、必要がなければハッキリ断るか
「検討する」などというように返事をするといいでしょう。
こちらの断りや返事を一向に受け入れようとしない場合、悪質な業者である可能性もあります。

■保証について

シロアリ駆除をしたにも関わらず、翌年にまた発生するようではかないません。
そんなときに備え、多くの業者が保証をつけています。
最も多い保証内容は、施工後5年以内にシロアリが再び発生した場合、
もう一度無料で駆除をするというもののようです。
また、修復が必要な場合は限度額以内で行うとされていることが多いようです。
ただし、保証の内容は業者にとって異なります。
業者や状況によっては、再度の駆除には料金が発生する場合もあります。
保証期間も全ての業者が5年というわけではなく、これよりももっと短い場合もあります。
また施工ができない部分においては保証がつかなかったり、
業者によっては保証がつけられていないこともあるようです。
契約を結ぶ際には、保証の有無と内容をよく確認しておきましょう。

■クーリング・オフについて

突然訪問してきた業者に限り、クーリング・オフが適用されます。
既に工事が完了されていても、書面で契約を結んでから起算して8日以内であれば、
条件問わず契約を解除して返金を求めることができます。
業者がクーリング・オフを妨げるような行為を行うことも、法律で禁じられています。
(「どうか契約解除しないでくれ」と言ってくる。契約解除できない理由を、あたかも正しいかのように言ってくる。など)
ただしこちらから依頼して訪問してもらった場合には、クーリング・オフは適用されないのでご注意ください。

■良心的な業者かどうかを見極めるために

調査後には、施工に関する話し合いを業者と行うことになると思います。
その際こちらがシロアリの知識を全く持っていなければ、
提案された内容が妥当なのかどうか判断するのが難しいでしょう。
また悪質業者の被害に遭ってしまうのは、こちらの知識不足も原因だという声もあります。
あとで後悔してしまうことのないように、シロアリの生態・施工内容・用いる薬剤などについて、
少しでも調べておくことをおすすめします。

 

自分で行う際も、まずはどの方法でシロアリを駆除するのかを検討しましょう。
「バリア工法」は効果の現れが早く、比較的安値で済みます。
薬を散布するので体や環境へは十分な配慮が必要ですが、
今ではほとんどの薬剤が安全性の高いものとなっています。

薬剤の効果が現れるまでには時間がかかりますが、巣ごと退治できるのは「ベイト工法」です。
ベイト工法は薬を撒くこともないので、体や環境を害する心配もありません。
しかし、バリア工法と比べると費用は高くなります。
長所や短所は、どちらの方法にもあります。
それを念頭においた上で、自分にとってより良い方法を選んでください。
■建物の点検
自分でシロアリを駆除する場合も、最初に点検を行いましょう。
雨漏りは、シロアリ発生の原因ともなります。
それを放ったままにしておくと、駆除をしてもまたシロアリが発生してしまいかねません。
もしも雨漏りなどがあるようなら、そこの修理から始めてください。
■駆除剤の調達
シロアリ駆除の方法に応じ、薬剤を購入しましょう。
バリア工法・ベイト工法、どちらにもいろんな種類の薬剤があります。
値段だけに捕らわれず、使われている成分や効果などもよく確認しましょう。
また、「社団法人しろあり対策協会」の認定を受けているかどうかのチェックも欠かせません。

 

■薬剤の使用

どの方法を用いる場合も、必ず説明書や注意書きはよく読みましょう。
そして記載されている方法と量は必ず守り、誤った使い方をしないようにしましょう。
バリア工法では、こどもやペットがいる場合は遠ざけておいてください。
市販の薬剤を使えば、自分でシロアリ駆除を行うのも可能です。
自分で駆除をすれば、業者に依頼するよりも安く済むでしょう。
しかし確実にシロアリを駆除するには、やはりプロに任せた方が良いという声が多くあります。
自分で駆除をしてシロアリがいなくなったように思っても、
実は見えないところで被害が拡大していたというケースも少なくありません。
自分の力だけでシロアリを完全に駆除することは、難しいかもしれません。

日本では、アメリカカンザイシロアリも増えているといいます。
アメリカカンザイシロアリは、土壌性のシロアリではありません。
そのため、イエシロアリやヤマロシロアリとは違い、被害を受けた部分に土がないという特徴があります。

このシロアリは湿気の有無に関わらず、木の中だけで生きることもできます。
そのため、天井裏から床下までの全ての木材に被害が及ぶ可能性があります。
また、木製品や家具なども被害を受けることが多いようです。

アメリカカンザイシロアリによる被害は、羽アリの発生で気づくことがあります。
発生時期は6月~10月にかけて、場所は柱・窓枠・天井などとされています。
ただしこの時期にしか発生しないというわけではなく、条件さえよければ1年中発生する可能性があるようです。

また砂粒状の糞が見つかった場合も、アメリカカンザイシロアリが発生している可能性があります。
この糞はバラバラと天井から落ちてくることもあれば、畳の下から大量に見つかることもあるようです。
しかしそれがアメリカカンザイシロアリのものだとはまだあまり知られていないため、
処置を行うことなく被害が拡大してしまうことが多いようです。

今挙げたような糞と思われるものに気づいた場合はアメリカカンザイシロアリの発生を疑い、
早いうちに専門業者に調査を依頼することをお勧めします。
イエシロアリやヤマトシロアリと生態が違うアメリカカンザイシロアリは、駆除の方法も異なります。
アメリカカンザイシロアリを駆除するには、「薫蒸処理」というアメリカでも行われている方法が有効だとされています。
この方法は、家屋全体をシートで覆って密封するという大掛かりなものになります。
そしてそこに、毒ガスを入れて全ての生物を駆除することになります。

薫蒸処理ではアメリカカンザイシロアリのみならず、その中にいる全ての生物が一発で死滅してしまいます。
薫蒸処理を行った後に薬剤の効果が残ることはありません。
そのため処理を施した家に住む分には安心でも、近辺にアメリカカンザイシロアリが生息していれば
再び被害を受ける可能性があります。

再度被害が生じるのを防ぐには、家屋内外の広い範囲に薬剤を吹付けるのが良いとされています。
しかし薬剤を大量に使用するとなれば、今度は人体への影響が心配されます。
その上、たとえ予防をしても、完全に被害を防げるわけではありません。

幸いにもアメリカカンザイシロアリの場合、大きな被害が瞬く間に広がるものではないとされています。
繁殖力も、他のシロアリに比べるとそれほど強いものではないようです。
そのためアメリカカンザイシロアリの発生が疑われても慌てず、早いうちに専門業者に調査を依頼することが大切といえます。